本覚山 隨縁寺

東本願寺の寺院、愛知県西尾市「隨縁寺(ずいえんじ)」のホームページ // zuienji blog //

私訳「正信偈」の3

普放無量無辺光(ふほうむりょうむへんこう)
無碍無対光炎王(むげむたいこうえんのう)
清浄歓喜智慧光(しょうじょうかんぎちえこう)
不断難思無称光(ふだんなんしむしょうこう)
超日月光照塵刹(ちょうにちがっこうしょうじんせ)
一切郡生蒙光照(いっさいぐんじょうむこうしょう)

誓いを立て、長い間の修行の末、ほとけとなられた阿弥陀如来(あみだにょらい)の身体から、さまざまな光が放たれます。

そのひかりは、

〇世界のあらゆるところへ、広く(普放)、そして量ることのできない(無量)、そして届かぬところのない(無辺)光

〇さえぎられことがなく(無碍)、またあらゆるものと比べることができない(無対)、炎(ほのう)のような強烈な(光炎王)光

〇絶えることなく(不断)、そして思い量ることができないほどの(難思)、とても説明できない(無称)光

〇きよらかで(清浄)、そして喜びに満ちた(歓喜)、智慧(ちえ)の光

〇太陽や月の光よりも明るく(超日月光)、塵のようにどんな小さなものにも分け隔てなく照らす(照塵刹)光

であり、一切の生きとし生けるも(群生)はその尊い光を蒙(こうむ)るのです。

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