雑誌「同朋」7月号より
今月号には五木寛之氏とのインタビューが掲載されていました。氏は最近「
私の親鸞 孤独に寄り添うひと」(新潮社)を出されたそうです。
五木氏は戦後、北朝鮮からの引き揚げのつらい体験にふれながら、親鸞を語っておられました。
とくに
(1)弟子唯円が書いたといわれる「歎異抄」から親鸞の息遣いや肉声が伝わってくる。親鸞著の「教行信証」だと、かえって親鸞の姿が遠くに行ってしまう感じがする。
(2)「和讃」は「教行信証」に匹敵するぐらいの偉業だと思う。
という話は、私もそうだなあと思いました。
また、「考える親鸞」(新潮社)の著者
碧海寿広氏、「語られた親鸞」(法蔵館)の著者
塩谷菊美氏の話も載っておりました。