この世界の成り立ち
宇宙物理学者は面白いことを考えますよね。この世界(宇宙)はどのように生まれたのでしょうか?
その答えとして有力なのが「
ビッグバン」です。この理論に「神の天地創造」の理論が入り込む余地はなさそうです。
じゃあ、その宇宙において、「阿弥陀如来」とか「キリスト教やイスラム教の言うところの神」はどんなものか?難しい理屈は宗教学者に考えてもらうしかありません。
ただ、この宇宙の成り立ち、その始まりから未来は、われわれちっぽけな存在である人類の知見をはるかに超えたものであることに間違いありません。(もちろん、思索し研究することはできますが)
しかも、およそ想像も難しい壮大な宇宙を例として挙げなくても、
われわれの身近には「知見を超えた想定外の出来事」でいっぱいです。
大地震など大災害、戦争、パンデミック、また個人個人に降りかかる突然の出来事など、われわれの人生はいつも予想外の出来事(うれしいことも、つらいこと)に溢れています。
「神や仏など私の人生には不用なものだ」とお考えの方は、それはそれで構わないのです。でも、「
どうしても困ったときには、神や仏にすがればよい」のです。「
あの世、極楽とか天国があったらいいな」と思えばそれはそれでよいのです。
仏法は必要とされている人に開かれているのです。大事なことは、あなたやまわりの方の気持ちが安らかになることなのです。