3月と言えば春のお彼岸
今年の3月21日が春分の日。この日を挟んで7日間を
お彼岸と言います。お彼岸の由来はここでも紹介されていますが、一般的には亡くなった方(つまり彼岸に往かれた方)を想い、お墓参りをしたり、法事を勤めたりする習わしになっております。
私の寺でも、例年このお彼岸辺りの近辺で「お彼岸・永代法要」を行っております。通常は
読経の後、参拝者といっしょに
正信偈などの唱和、最後に説教師の
法話
という形で実施しております。
最後の法話の後、通常ならば
お斉(おとき)と言って、本堂とは別棟で参拝者の方々らが
会食します。しかし、ご存知のようにこのコロナ禍では、それも出来ないので、会食の代わりに食事の持ち帰りとする予定です。
本来ならば、こんなとき世間話など交えながら、参拝者らがけっこう談笑する時間があるのですが、コロナのおかげで行事時間を短くしなければならなくなり、そんな余裕も無くなってしまいました。
コロナが広がって、お寺の行事時間を短くしたり、行事を中止にしたりと、この2年間まわりのお寺はコロナに振り回されてきました。お店の方たちも、この2年間相当苦しいときを過ごしてきたはずです。いったいいつまでこんなことが続くのでしょうか?